石井ゆかりの本。

石井ゆかりの書いた本をご紹介します。裏話的な著者レビューです。

12星座別『星ダイアリー2018』幻冬舎コミックス

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『星ダイアリー2018』は、早くもシリーズ第12作目となりました。ちょうど一回りです。木星が一周したんだ、と思うと感慨深いです。
なぜか鳥のイラストでびっくりされた方もいるかもしれません。とてもカッコイイ鳥たちです。
こんなのや

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こんなのもいます。
【Amazon.co.jp限定】星ダイアリー2018 水瓶座 (特典:スマホ壁紙 データ配信)

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イラストは柿崎サラさん
最初にお打ち合わせをさせて頂いたときめちゃくちゃおどろいたのですが、このイラスト、何で描かれているかというと、実は

ボールベン

なんだそうです(!)

原画を見ると確かにボールペンなんです。
端正だけどユーモラスで、どこかシャープな、硬質な印象の理由が、そこにあったか!!と思いました。感動しました。
12星座分のラフが上がってきたとき、「早く読者の皆様に見せたい!!!」という思いでいっぱいになりました。・・・原稿はまだぜんぜん書けてなかったんですが(爆

なぜ表紙を鳥にしたかというと、いくつか理由があります。

まず、ツバメが「春を告げる鳥」であったり、ハトは文字通り「伝書鳩」であったりと、鳥は人間にとって、天と地、遠方と現在地、時間の移り変わりなどを教えてくれる「メッセンジャー」です。聖書のノアの方舟伝説にも、オリーブの枝を加えて戻ってくる鳩が登場します。洪水の終わりを告げたのは、鳥でした。
星占いもまた、「天」の言葉を地に伝えるものです。天からのメッセージ、鳥。なかなかいいモチーフだと思われませんか。
2017年が酉年だったので、ちょっとマヌケではあったのですが、そんなこんなで鳥にしてみたわけです。

次に、2018年は木星が主に蠍座を運行する年なんですが、蠍座は鷲やフェニックスと関係があるようなんですね。
蠍座のキーワードとしてよく出てくる「生命力」「再生」といったイメージは、炎の中から甦り、天に昇っていく不死鳥のものであるようです。
蠍座は今は冥王星に支配されているとされますが、もともとは火星の支配下にある星座でした。火星、火、火の鳥。とてもカッコイイですね。

あと、意識したわけではないのですが、それこそ「酉年の2017年」ということで書かせて頂いた、Sweet占いムックの「鳥コラム」が、アタマの片隅にこびりついていたせいかもしれません。これは、12星座それぞれにまつわる鳥のイメージを綴ったコラムでした。

こう考えていくと、いろんな鳥がいるなあ・・・と、しみじみ、おもしろかったのですね。
コマドリとか、ツバメとか、あとで「あれを入れておけばよかった!」とおもったのもありました(正直)

シリーズ11作目ということで感慨深いのですが、実は1作目は、タイトルが違っていました。

星手帳 2007

星手帳 2007

「ダイアリー」ではなく、「手帳」だったんですね!
文具の流通との兼ね合いで、「手帳」は少し具合が悪いということで、次年度から「ダイアリー」にしたんですが、ほんとは「手帳」でいきたかったなあ。。。「星手帳」って、かわいいですよね(どうだろう

「星ダイアリー公式サイト」では、どんな構成になっているか、かなり詳細に見ていただけます。
www.gentosha-comics.net

一つ前の作『星ダイアリー2017』から12星座別になったわけですが、本当にたくさんの方に「カスタマイズ」して頂いて、びっくりするやらうれしいやらでした。
今年もかなり可愛がって頂いてるようで、嬉しく思っております。
以下、ツイッターに公開して頂いたものからいくつか、ご紹介させて頂きます。